明日やろうは馬鹿やろう!

出来そうなことから探しているうちは、きっと何も変わらない

これからを変える失敗

 

お前仕事辞めちまえ

お前は仕事に向いてない

お前じゃ務まらないから他の奴を連れてこい

 

僕はこんなこと山ほど真顔で言われてきた

 

新しい仕事に就く度にまた言われるんじゃないかと怖かった

次の日の朝が来て欲しくないと何度も思ったのを覚えている

 

研修すら耐えられなかった同期がいた

一週間持たなかった同期もいた

不祥事を起こした同期や先輩

月日を重ねるといなくなる人はたくさんいた

 

色んな人を見てきた

 

どんなに出来る人も失敗をしない人はいなかった

 

人間だからミスをするのは当たり前だと気付いた

 

完璧な人間なんていないのだから

 

もちろん、できることなら失敗やミスはしたくない

 

いや、失敗したくて失敗する人なんて普通はいないと思う

 

厳しい上司、プレッシャー、仕事に追われ無難にこなす事で精一杯だった

 

じゃどうすればいいのか?

 

失敗を必ず次に生かすことだと気付いた

 

どれだけ予習していても準備していても、勉強していても避けられない失敗は必ずある

 

分からないのだから

やったことないのだから

経験がないのだから

 

じゃ当たって砕けるしかない

そう全力で一生懸命失敗するようになった

 

そうすることで見えてきたものがある

 

今の自分の全力でやっても出来なかったり失敗してしまう

 

つまり

今の自分の全力で足りない部分がわかる

 

クリアしなければならない課題が見つかる

 

その出来ない部分を成長させることで同じ失敗をする確率は大幅に減る

 

 

ずっと逃げ続けて仕事をする人を見てきた

失敗もしないが同じことしかやらないから、成長もしない

 

歳だけを重ねて、余計に失敗できなくなる

逃げ続ける

 

でも、逃げられない場面もやってくる

 

その時に大失敗をする、周りの信頼を失う

 

 

仕事なんて、面倒くさい

やらなくていいならやりたくない

 

確かにそうかもしれない

 

だけど、お金をもらっている以上それだけの仕事をやらなければならない

それが社会人としての責任だと思う

 

世の中には全然失敗しない

上手く責任逃れ、仕事から逃れられる人もいるかもしれない

 

だけど、そんなに逃げ続けるだけで楽しいのだろうか?

失敗しないことで何も変わらないのがいいことなのだろうか

 

どうせ一度の人生

 

挑戦して失敗して

前へ進むことで

自分が変われる、成長できるチャンスなのではないのだろうか?

 

失敗することは悪いことではないと私は思う